リンクアット・ジャパンが世に生まれてから10年が経ち、これまでの経営について考えてみました。
サラリーマンの時は、「何か儲かる事はないかな?」などと思っていたりしました。ちょうど、ITバブルの時代。キノトロープがWeb系で、色々と新しい事をやっていた時代でした。そう、サイバーエージェントやオン・ザ・エッヂなど、私達と同世代の若い経営者がITの最先端でビジネスをスタートしていましたね。IRIなども、、、
漠然と、「何かしなくてはいけない」と思っていた感じですね。
背中を押されたのは、当時にいた会社で早期退職プログラムなるリストラ?がスタートし、私の上司である方が、それに選ばれた(本来は選ばれるものでもないと思いますけど)のがキッカケでした。日本の高度経済成長の時代を日本のために、会社のために一生懸命頑張ってきた人が、業績が悪くなるとクビを切られる。とても理不尽に感じました。
私や私の周りも、いつの日かこのような事がおきるのであろうと感じました。
「日本の終身雇用は崩壊したんだ、できるものなら安心して働ける会社を作りたい」
と思ったのもこの頃でした。そして、その思いのまま企業し数年が経ち気付くと、設立当初の思いは、いつの日か忘れてしまい、いつの間にか「稼ぐが勝ち!」という感覚が自分を支配していたように思えます。
利益など出さずに儲かれば使い切る。そんな経営を続けてきてフト立ち止まってみると、設立当初に思っていたことなど、何一つ達成できていないことに気づきました。
「何の為に会社を作ったのだろうか?」
そう、設立前の思いが頭の中に・・・
「どうすれば、社員と一生つき合っていけるのか?」
「どうすれば、会社を継続的に成長できるのか?」
そんな思いのなか、コーチングをしてもらっているN氏から、京セラの稲盛会長の話を聞きました。取りあえずは、
「素晴らしい社長になる!」
を掲げで、盛和塾に入塾。
少しずつ、当初に思い描いたものを作り上げていきたいと思います。
このBLOGでは、私の思ったことや感じたことなどを書いていこうと思います。
P.S.BLOGの写真ですが、ちょっと会長Blogを意識してみました(^^
ジョッキには、ASAHI BEERではなく、*** BEER さすが、うちのデザイナーはセンスがあります